3月29日(日)13時30分より、下記要綱にて
オイコスの会@東京の第五回勉強会を開催します。

今回、【part1】では、「多文化共生の課題 ― シャルリ・エブド事件から考える―」と題しまして、上智大学の伊達 聖伸准教授をお招きしてライシテ(日本語では政教分離、非宗教性などと翻訳されますが、宗教から自律した政治権力が諸宗教に中立的な立場から信教の自由を保障するという理念)とは何かということを中心に多文化共生の課題について講演していただきます。

その後、堀茂樹慶應義塾大学教授と岩本沙弓大阪経済大学客員教授も加わり、テーマをより掘り下げていきます。

実は、3月上旬に白水社から堀先生やフランス文学の鹿島 茂先生が編者となって『ふらんす』の別冊として『シャルリ・エブド事件を考える ふらんす特別編集』(白水社)が刊行されます。同誌のなかで、伊達 聖伸先生は、堀先生、鹿島先生と「シャルリ・エブド事件は「フランスの9・11」か?」というテーマで鼎談を行っています。

いままで、私たちに馴染みの薄い“ライシテ”ということばを手がかりに、グローバル時代の多文化共生について考えていきたいと思います。

そして【part2】では、岩本沙弓大阪経済大学客員教授に、ギリシャ問題や原油安基調、そして世界同時株高など、不透明感を増すばかりの世界経済を俯瞰して解説していただいた後、堀先生が加わり世界動向をさまざまな角度から掘り下げていきます。

なお、岩本先生の講演は経済動向の変化等により、その時最適なテーマでお話しいただきますので、上記と異なるテーマになる場合があること予めご了承ください。

各講義には、質疑応答の時間も設けてありますので、疑問に思われることはどしどし質問して参加者一人ひとりの知識と認識を深めていただきたいと思います。

<オイコスの会@東京第五回勉強会>
■ 2015年3月29日(日)
開場13時10分
開演13時30分
終演18時30分(予定)

■ 勉強会概要
<part1>
13時30分〜14時20分 伊達聖伸上智大学准教授講演
14時20分〜15時05分 伊達准教授と堀教授、岩本教授とのトークセッション
15時05分〜15時25分 質疑応答

休憩10分

<part2>
15時35分〜16時25分 岩本教授講演
16時25分〜17時30分 岩本教授と堀教授のトークセッション
17時10分〜17時30分 質疑応答

17時30分〜18時30分 グループ・ディスカッション

【伊達 聖伸准教授プロフィール】
専門は宗教学、ライシテ研究(政治と宗教の関係)。1975年仙台生まれ.東京大学文学部卒.東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位修得退学.リール第三大学博士課程修了,Ph.D(パリ高等研究院との共同指導).日本学術振興会特別研究員(PD),東北福祉大学専任講師を経て現職。フランスを起点に、カナダのケベック州にもフィールドを広げる。著書に『ライシテ、道徳、宗教学』(勁草書房、2010年、サントリー学芸賞、渋沢・クローデル賞受賞)など。

■会場
新宿区地域センター 3階 会議室A
www2.odn.ne.jp/ookubo/index.html
(外部リンク)
〒169−0072新宿区大久保2丁目12−7 電話番号 03−3209−3961
*JR山手線「新大久保駅」より徒歩約8分。
東京メトロ副都心線、都営大江戸線「東新宿」から徒歩7分

■参加費
4,000円
*学生の方は2,000円

■懇親会
勉強会終了後、堀先生、岩本先生ご参加の懇親会(別途参加費3500円前後)を企画しています。
こちらもふるってご参加ください。

■定員
50名

■お申込
下記応募フォームからお申し込みください。
申込サイト(外部サイト)

 
https://docs.google.com/forms/d/1_-211Gt_7MHCeQzvGQK3C9y6z91HIWm4X3fh64YJDwQ/viewform