― オイコスの会@京都 第18回シンポジウムのご報告 ―

7月16日(日)京都南禅寺そばの会場にてジャーナリストの今井一(いまい はじめ)氏をお迎えして『国民投票とデモクラシー -安倍首相の〈改憲宣言〉にどう向きあうべきか-』をテーマに勉強会を開催しました。

ちょうどタイミングよく今井氏が編著された『国民投票の総て』が出版されたところで、この本の中でも紹介されているものや、今井氏が世界各国を飛び回り現地取材されてきたものを織り交ぜながら解説をしていただきました。

我が国ではこれまで過去に一度も「国民投票」は実施されていません。でも大阪市で実施されたあの都構想の是非を決める住民投票や過去に全国各地で実施されてきた(実際の数字を挙げると424件)住民投票と何が違うのか、といった「国民投票って何?」という基本的なことから、今の我が国の国民投票法の問題点など詳しくわかりやすく解説いただきました。

やがて私たちも経験するであろう「国民投票」という制度を、出来る事なら主権者としてしっかり学び賢い選択をしたいものです。その為にも今回は今井氏から非常に多くのことを学ばせて頂いたすばらしい機会となりました。

文責:森田友企子(オイコスの会@京都事務局)