ご報告が大変遅くなってしまいましたが、7月18日「海の日」の祝日に京都市左京区の南禅寺近くの会場にて「オイコスの会@京都」主催によります第14回目の勉強会を開催しました。
今回はゲスト講師に京都大学大学院人間・環境学研究科准教授の柴山桂太先生をお迎えし、「グローバリゼーションの自己崩壊と世界経済の今後」と題してご講義いただきました。
グローバル化という言葉を最近頻繁に目にしますが、実はグローバル化は人類の歴史を遡れば何度も繰り返されています。今回の講義では、19世紀後半から1914年に起こった第一次世界大戦までの『第一次グローバリゼーション』と1970年頃からの『第二次グローバリゼーション』を比較し考察するというお話でした。
参加者が一般市民という事でわかりやすい言葉と丁寧な説明、そしてユーモアーも交えてお話下さいました。
この第一次グローバル化が何故起こり、そして何故終わったのかを大きく5つのポイントを挙げてご説明下さいました。そして次に第二次グローバル化との共通点を探りながらも当然時代的な背景などの違いも挙げつつ近い未来をどう切り開いていくべきか、というお話は大変興味深く大きな発見となりました。
文責:森田友企子(オイコスの会@京都事務局)