8月23日に京都市内にありますウイングス京都の会議室をお借りして開催しました。
沢山の方々にお集まり頂きましてありがとうございました。

今回のゲスト講師として昨年に引き続きロンドンのインペリアルカレッジにて研究室を主宰する小野昌弘先生にお願いしました。 

第10回小野先生

小野先生による第一部でのご講演では、「科学的精神とは何か・科学とどうつきあうか」をテーマに、小野先生自ら作成して下さったレジュメを使って科学の学問としての基本的要件から科学の基本姿勢、科学への向き合い方など難しい分野でありながらも解りやすく解説頂きました。

特に科学の無名性というポイントでは、ノーベル生理学・医学賞を受賞された山中伸弥教授に対する我が国でのメディアや世論の取上げ方などを例に解説頂きました。
 
午後からの第二部では、小野先生と堀・岩本共同代表による鼎談を行いました。
ここでは参加者の皆さんの関心の高かったSTAP事件についてまずは、小野先生のご見解を伺いました。

ここには大きく分けて二つの問題があり、STAP論文そのものの問題と、そしてSTAP事件はなんだったのか、という問題。
STAP論文そのものの問題については第一部で科学についてご教示頂いたおかげで皆さんも大変理解ができたようでした。

第10回 鼎談(小野・堀・岩本)

また、岩本代表からはワクチンのデメリットとメリットなどワクチンをどう考えればいいのかという提案を受け、小野先生にご説明頂きました。子宮頸がんワクチンの問題にも触れていただきました。

またテレビなどで取上げられているスーパードクターなど身近なテーマなども取上げて頂きながらこの第二部も大変多くの示唆を頂きました。

小野先生にはロンドンに戻られてからもオランダで開催される学会でのご講演の準備でお忙しい中
京都までお越しいただき、ご講演頂きまして本当にありがとうございました。
 
さて、次回のオイコスの会@京都の開催は、
11月7日(土)です。

テーマなどの詳細はまた追ってご案内致します。
次回も是非ご期待いただけましたら幸いです。