オイコスの会 @京都 主催 シリーズ『現代を考える』
第10回シンポジウムのご案内
大変お待たせ致しましたが、第10回目のシンポジウムを下記の要綱にて開催致します。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
◆ 日 時:2015年8月23日(日)
10時00分 開演
( 9時20分 受付スタート)
16時30分 終演予定
◆ 会 場:ウイングス京都(京都市男女共同参画センター)セミナー室【B】
京都市中京区東洞院通六角下る御射山町262
電話 075-212-7490
アクセス
地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅(5番出口)
または地下鉄烏丸線「四条」駅・阪急「烏丸」駅(20番出口)下車 徒歩約5分
詳細はコチラ → http://www.wings-kyoto.jp/about-wings/access/
◆ ゲスト講師:小野昌弘氏 (在英研究者、免疫学者、医師)
テーマ
科学的精神とは何か・科学とどうつきあうか
いまは科学が日常生活と切っても切り離せない時代であり、しばしば科学が大きな社会的・政治的問題になります。
だというのに、日本社会の科学への関わり方はどこか大変に脆弱です。
科学者と社会のどちら側もが、急速に発展する現代の科学というものを持て余しているようにさえ見えます。
講演の前半では、科学と科学的精神について、私の専門の免疫学・医学生物学を中心にした視野で論じます。
ここでは、科学はどのように発展してきたのか、科学と近代医学の関係、今の時代における課題は何か、などについて研究の現場に身を置く科学者としての言葉で論じます。
後半では、イギリスの最近の状況についての報告と日英の比較をしながら、科学を取り巻く環境の変化、いま科学者・大学・社会に求められているものについて、あらためて考えてみたいと思います。
ここでは、悲劇で終わってしまったSTAP事件において、何が本質的な問題だったのか・欠けていたものは何だったのかについて、私なりの答えも述べます。
講演後、堀先生・岩本先生との3者でディスカッションを行い、科学のモノの見方・科学の考え方について、理解を深めたいと思います。
【小野昌弘氏プロフィール】
専門は免疫学。京都大学医学部卒業後、皮膚科研修後、基礎医学の研究の道に入る。
2006年京大大学院で博士取得。京大・阪大で助教として研究活動に従事した後、2009年に国際プロジェクトであるヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラムの長期フェローシップを受賞し、イギリスのユニバーシティーカレッジロンドンに移籍。
2013年に英政府系のフェローシップを受賞し、主任研究者(研究室を主宰)になる。
2015年、インペリアルカレッジロンドンに上席講師(准教授)として移籍。
社会への直接発信も積極的に行っている。2010年からツイッターで、2014年からはヤフー個人・ハッフィントンポストなどを中心に情報発信。
◆ 定 員 :45名
◆ 参加費 :お一人様4,000円(学生の方は2,000円)
◆ 途中ランチ休憩を取らせて頂きます。 昼食は各自でご用意をお願い致します。
会場であるセミナー室の中での昼食も可能です。
◆ 勉強会終了後に、ゲスト講師の小野昌弘先生、堀茂樹・岩本沙弓共同代表も
ご出席されての懇親会も開催致します。 懇親会の詳細は参加お申し込みを頂きました方に
別途ご案内をさせて頂きます。
◆ お問い合わせは下記までメールにてお願い致します。
オイコスの会@京都事務局
oikos.kyoto5253@gmail.com
◆ 参加お申し込み
下記の申し込みフォームよりお申し込みください。