多数のご応募ありがとうございました。
定員に達したため、募集を締め切らせていただきました。

世界的な歴史家であり、人類学者、人口学者であるエマニュエル・トッドの新著『シャルリとは誰か?——人種差別と没落する西欧——』(堀茂樹訳、文春新書)が1月20日に出版されます。これを記念して、著者であるエマニュエル・トッド氏が来日し、訳者である堀茂樹慶應義塾大学総合政策学部教授と一夜かぎりの講演会を開催します。

◉エマニュエル・トッド来日記念講演会概要◉
■テーマ
新著『シャルリとは誰か?――人種差別と没落する西欧――』(堀茂樹訳、文春新書)をめぐって

■日時
2016年1月28日(木)
開場17時00分
開演17時30分
終演20時00分(予定)

■会場
慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール(東京都港区)
 交通アクセス
・田町駅(JR山手線/JR京浜東北線)徒歩8分
・三田駅(都営地下鉄浅草線/都営地下鉄三田線)徒歩7分
・赤羽橋駅(都営地下鉄大江戸線)徒歩8分
会場地図 (外部リンク)

■使用言語
フランス語、日本語(逐次通訳付き)

■定員
180名
*定員に達しましたので募集は終了しました。

■参加費
無料(但し、事前申込制)
下記応募サイトからお申し込みください。
応募サイト(外部サイト)

■記念講演会プログラム
 ●堀茂樹
  「エマニュエル・トッド人類学&社会学へのイントロダクション」
  17:30~18:00

 ●エマニュエル・トッド講演
  「『宗教的危機』とは何か――現代フランス、ヨーロッパの場合」(仮題) 
  18:00~19:00

 ● エマニュエル・トッドに聞く(聞き手:堀茂樹)
  「フランスは何処へ行くのか?そして日本は?」
  19:00~19:30

 ●聴講の方々との質疑応答
  19:30~20:00

■主催
慶應義塾大学SFC内、堀茂樹研究室
および
政策・メディア研究科「現代社会文化論プロジェクト」

■協力
オイコスの会

■関連情報
近著『シャルリとは誰か?人種差別と没落する西欧』
(文春新書 2016年01月20日発売 定価 本体920円+税)
フランス社会の危機。西欧先進国にも共通する危機で、欧州が内側から崩壊しつつあることに警鐘を鳴らしています。詳細情報は、下記出版社サイトをご欄下さい。
出版社サイト (外部リンク)

<エマニュエル・トッドプロフィール>
Emmanuel Todd 1951年生まれ。フランスの歴史家、文化人類学者、人口学者。国・地域ごとの家族システムの違いや人口動態に着目する方法論により、『最後の転落』 (1976年)でソ連崩壊を、『経済幻想』(1998年)で欧州経済画一化の行き詰まりを、『帝国以後』(2002年)で米国発の金融危機を、『文明の接近』(2007年、共著)でアラブの春を次々に“予言”。『デ モクラシー以後』(2008年)で自由貿易が民主主義を滅ぼしうると指摘。2011年には、家族人類学研究の集大成といえる歴史書『家族システムの起源、第一巻、ユーラシア』を上梓した。
来日回数も多く、2014年には藤井総、ハジュン・チャン、中野剛志、柴山桂太、堀茂樹と共著の『グローバリズムが世界を滅ぼす』(文春新書)が出版され、2015年にはインタビュー集『「ドイツ帝国」が世界を滅ぼす』(堀茂樹訳、文春新書)が累計13万5千部のベストセラーとなった。

<堀茂樹プロフィール>
1952(昭和27)年、滋賀県生まれ。慶應義塾大学SFC教授、東京日仏学院(旧称)講師。フランス文学・哲学研究者。翻訳家。慶應義塾大学文学研究科 修士課程修了後、フランス政府給費留学生として渡仏しソルボンヌに学ぶ。フランスの文学と思想、現代フランス研究を専門分野とし、アゴタ・クリストフ『悪 童日記』などの名訳者として知られる。近著『今だから小沢一郎と政治の話をしよう』(祥伝社)。
ツイッター @hori_shigeki